いよいよ土星が移動する!

1月18日についに土星が山羊座から水瓶座に移動する。

これは地球から見た天空上の土星の動きだが、ホロスコープ上では12個の星座の中にSaとして記されている。

土星の動きは太陽系ではもっとも遅く1星座に2年半、一周するのに30年もかかる。

一周するのにかかる時間は、太陽が1年、木星だと12年、もっと早い惑星の場合は1ヶ月くらいだったりする。

これらの惑星が12星座の中を移動していくと個人や社会に現れるその現象が変わってくる。

土星が山羊座に入っていたこの2年半は、まさにコロナの影響が強かった。いわゆるパンディミックが起こっていたのだが、この土星の現象であるという専門家もいる。

とすれば、それが変わることは良いことであると言えるだろう。

また、個人のチャートで見るときには、月をラグナにもってきたときの月のチャートで12室の中の何番目の室にあるか?が重要となる。

この分析をジョーティシュでは『ゴチャ』と呼ぶ。

土星のゴチャで重要なもので有名なものとしては、サレサティ(7年半)とダイヤ(第四室と第八室、それぞれ2年半)がある。

今回の水瓶座入りでは、月が山羊座にある方は、サレサティの始まりとなり射手座にある方は終わりとなる。

また、月が蠍座の方、蟹座の方はダイヤとなる。

現象としては、物事の進展が遅くなる。邪魔が入る。また健康上の問題が起こるなどだ。

しかしこれらも考え方によって変わってくる。ジェームス・ケレハー氏は著書『光の道』のなかで、土星が与える試練はその人をより成長させるためのもので、その試練を経て、より強く高く成長することができると述べている。

しかしやはり何とかあまり苦しまずに過ごしたいという場合にはヤギャを行って対処するというヴェーダの処方もある。(興味のある方はどうぞご連絡ください。)

ヴェーダウエイ

井岡