悪い星が室を害していると思うのは早計?

土星、火星、ラーフ、ケートゥそしてそれらの影響を受けてしまっている水星などは一般的に有害な星とされている。

それらの星が位置していると、その室の像意に対して何らかの否定的な影響をもたらすとされている。

例えば、もしそれがラグナにあれば、その人の性格や健康に問題が生じる。

第10室(仕事)にあれば、仕事に問題が生じるなどである。

しかしながら話はそれほど単純ではない。

その星が位置する室でどのような状態にあるかが重要となる。

自室や友人の星座であったり高揚する星座であれば、星が持つ像意の中で良いものが現れる。その星が支配している室にも良い効果が現れる。

例えば、土星でも像意として「遅れ」や「ハードワーク」「勤勉」などは良い方であるし、悪く出ると「破壊」「悪意」「別れ」などとなる。

もう少し具体的な例としては、第三室(兄弟・心の傾向)の場合を見てみよう。

以下は9つの星が第三室に入った場合の影響である。

太陽:肯定的な効果:勇気 

   否定的な効果:威圧的、兄弟との問題。

月:肯定的な効果:魅力的、優しい 

  否定的な効果:経済的な損失

火星:肯定的効果:勇気、エネルギッシュ

   否定的効果:論争的

水星:肯定的な効果:魅力的で人気者

   否定的な効果:狡猾、コミュニケーションの問題

木星:肯定的な効果:知性的、名誉 

   否定的な効果:お金の問題

金星:肯定的な効果:親切、社交的

   否定的な効果:ケチ、伴侶との不仲

土星:肯定的な効果:勤勉

   否定的な効果:利己的

ラーフ:肯定的な効果:勝利、名声

    否定的な効果:兄弟で苦労する

ケートゥ:肯定的な効果:直感が良い

     否定的な効果:不誠実

と行った具合となる。

気になる方はぜひコンサルテーションを受けてみてはいかがだろうか?