十二室ある中で、人生の目的と言われる四つの柱に合わせて考えてみると
第一、五、九室がダルマ
第二、六、十室がアルタ(富)
第三、七、十室がカーマ(願望)
第四、八、十二室がモクシャ(解放)
という風に区分される。
この中でよく疑問に持つのは、なぜ第六室がアルタなのか?(病気と富とがどうして関係するのか?) また第四室がモクシャなのか?(家と啓発とは同じなのか?)という事だろう。
一般的には六室は問題や障害であるし、四室は母親、家や内面の幸せとなっているからだ。
実は第六室には、奉仕という意味がある。第二室には口→食べ物→富という意味が表されているが、その食べ物を得るためには、まず奉仕する必要がある。
第十室は仕事の室だが、その支配星が第六室にある人は、医療関係や奉仕的な仕事に就く事例が良く見られるのは、このためである。
第四室の意味としては、心の平安つまり心が行き着くところである。そこで初めて心は満足を感じる。第八室は変換の室とも言われており、精神がより高みへと向かうために試練が与えられるとも言える。そして第十二室で最終的な悟り、モクシャに行き着くというわけである。
自身のチャートを見たときに、例えばラグナロードがどこにあるのか?太陽や月など重要な星がどこにあるのかを見ると自分にとって関心の高い領域がわかる。