パンディミックと土星の動き

これは一つのヒントだが、過去に土星が山羊座に入った時に起こったパンディミックの歴史をたどってみよう。

以下は、サッドグル・スワミ・アナンダ氏によるヒンディー語の記事からの抜粋だ。

西暦165年-イタリア地域での痘瘡などにより500万人が死亡。

西暦252年-ローマのシプリアンの疫病により、何ヶ月にもわたって毎日5000人が死亡。

西暦547年-ユスティニアヌスのペストにより毎日1万人以上の死者が生じた。エジプトのブボニックから始まり、Kustuntonia、Bosporus、Marmaraに拡大した。結果、世界人口の4分の1を亡くしたと言われてる。

西暦1312年-ヨーロッパから始まったペストによって世界で7500万人が死亡。それは黒死病と呼ばれた。

西暦1344年から1348年-再びペストが戻ってきて、赤道の海から西ヨーロッパに広がり、約2000万人から3000万人が亡くった。

西暦1666年-ロンドンでペストが大流行し、イギリスで10万人が死亡した。

19世紀半ばに、中国から始まった3番目の世界的大流行は、インドだけで約1,000万人が死亡。

1902年に初めてサンフランシスコからアメリカにペストが広がり、最近では1994年にスラジャのグジャラート州のスラトでインドのペストが発生した。

土星の持つ像意としては、確かに苦しみ、ハードワーク、遅れなど否定的なものが多いが、秩序、訓練、保守などの意味もある。

この一連の争乱の結果がはっきりとするのは、おそらくもっと先のことだろう。

とりあえず、土星が山羊座を出るのは22年5月から7月だがまた逆行していまい、最終的に山羊座を抜けるのは、23年の1月になる。土星の影響だけとは思えないが、もしこの要素が主流であるとすると、まだまだ、コロナとの戦いは続きそうである。